1/23/2015

ハンドペイントシリーズ⒋ /imanishi





本日は手描きシリーズのパンプスの紹介です。


手描きのプロセス、お見せしちゃいます。

ペイントは工場さんが裁断してくれた革に一枚ずつ描いていきます。

画像は左足アッパー部ですが
左 上が欠けているのは
ここで型紙を切り返しているから。

パターンの枚数が増えると
それだけ描く枚数が増えるワケです。


まずは太筆で大胆に
淡い色から着色。



 その後オリーブカラーを。


 鮮やかなブルーを大胆に。

濃い色になるほど
最初の一筆、ちょっと緊張します。


 最後に細筆でスモーキーグレーの色を使って
柄を描いていきます。

この最後の一色で全体ムード、決まります!



 ヒールも左右描き分けているので
対象に考えながら。


描き終えたら
工場さんに戻して
靴にして頂きます。


通常の工程ではないイレギュラーな仕事なので
今西の作業で商品化にはいつもより時間がかかってしまいました…!

 1足1足、今西、愛情込めました〜♥

この靴達はどんな方の足元を飾ってあげられるのかな。
可愛がられるんだよー



1/20/2015

ハンドペイントシリーズ3/imanishi

本日は
ラフサンプルの制作画像を
紹介しますね。


塗料は
水彩絵の具のような液体。

油性なので
手に付くとかなり落ちません^_^;

シンナーを使うので
かなり臭いです(≧∇≦)


先ずはラフをペン画でイメージスケッチ。
それから塗料でペイント。

裁断型紙に合わせて描きます。


ラフの際は
型紙を立体にしながらイメージをクリアに。

かなり乱暴な組み立て方です…。

靴になった状態では無く
パターン毎に描くので
型紙毎に柄を合わせるのが
まぁ、ナカナカ大変でした。

靴の内外でも
柄、変えてるんです(*^^*)

気付いてもらえるかなー


次回は
実際の生産も
プロセス、
お見せしちゃいます。










1/16/2015

ハンドペイントシリーズ2/imanishi


今回のハンドペイントシューズの出来るまで…


それは



今西が学生時代、日本画専攻してた、というところから始まります^_^;


ペン画も好きだけど
筆で描く画はやはり独特の空気を持ちます。


靴の仕事していると
筆って使う機会ないんです。


だから
今回、MANAでは初の
馴染みの深い筆で描く手描きをやりたいなって思ったんです。




…そう思ったら
まずは下準備。


使いたい色を
革の染料としてオリジナルに色出しです。


調子に乗ってこんなに沢山、作ってしまった☆
※この色全て、使ってしまいましたが(≧∇≦)


そして
染料が上がってきたら
紙の上でちょっと色々トライアル。




この段階で
今西のテンションはかなり↑。
楽しくて時間を忘れます^ ^


そしてついに革に直接ペイント☆


…はい、この続きはまた明日。


因みにこの靴の店頭展開は今月末辺り。

お店で一足一足味を持つ
ハンドペイントシューズ、
見つけてくださいね☆





15S/S. ハンドペイントシリーズ1. /imanishi

皆様、お待たせしました☆
春夏シーズン、いよいよ幕開けです!

今シーズンのイチオシは
とにかく、このハンドペイントのシューズ達です。

11年目を迎える今、お客様の声を聞く中で、MANAはやっぱりハンドクラフトへの熱い想いを形にするブランドで有り続けたいって
改めて感じています。

だから生まれたこの靴達。



このシリーズ、全て、今西自ら全てハンドペイントしちゃっています(≧∇≦)

今の時代、インクジェットだっていくらだってリアルに転写する技術はあります。

でも、そうなのかな、って思ってしまった。

この手描きの柄は、お客様にこのまま伝えたいって思ってしまったんです。


もちろん、悪戦苦闘しました★

サンプルはともかく、生産分は
自分の仕事の合間にやらねばならず、当然納期もあるワケで…^_^;

ストーリーブログでは、
この悪戦苦闘ストーリーを、数回にわたって語って行きます。

明日からのアップデイト、お楽しみに❤︎